銀座ボニー東日本橋店News : 【お役立ち情報】ハイポニキウムって何???
2018年06月
・ハイポニキウムとは
当たり前にある爪ですが、指には爪が無いと物を掴んだり複雑な動きが出来ないと言われるほど、爪は大事な体の一部です。ハイポニキウムとは別名「爪下皮」と呼ばれ、爪を支えるために、爪と指をくっ付ける重要な役割をしています。手を裏返した時に見える、爪と指先の間にある不透明で、少し盛り上がった部分のことを指し、人によっては、乾燥等で白っぽく見えることもあります。爪が伸びる際に一緒にくっついて伸び、薄皮のようですが皮膚の一部なのです。
・ハイポニキウムの働き
爪自体はネイルベッド(爪のピンク色の部分)にくっついているというより、ただ乗っている状態だと考えてみて下さい。その爪とネイルベッドを繋ぐ役目を果たしているのが、ハイポニキウムです。乗っているだけの爪が指から剥がれ落ちないのは、ハイポニキウムが支えているからなのです。ハイポニキウムは爪と指を繋いでいるだけでなく、爪裏への汚れや細菌の侵入を防ぎ、衛生面においても大事な役割を担ってくれています。間違ったケアでハイポニキウムを傷つけてしまうと、最悪な場合は爪が剥がれる原因になったり、細菌の侵入でグリーンネイル(菌が繁殖し爪が緑色になる症状)を引き起こしたりと大変なことになります。
・ハイポニキウムを伸ばす
ハイポニキウムは伸ばすメリットは細菌の侵入を防ぐことはもちろんですが、爪の見た目もよく見せてくれるのです。ハイポニキウムが大きいと、指の先端ギリギリまでピンク部分があるのでとても健康的で爪が綺麗に見えます。そもそも伸びるものなの?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、お手入れによっては、綺麗に伸ばせたり、逆にダメージを与えてしまうこともあるのでご紹介させて頂きます。
1・爪への負担や乾燥を避けましょう
爪先に衝撃や負担がかかると、徐々にハイポニキウムの伸びは悪くなっていきます。例えば爪先を使って、何かを剥がしたりする作業でさえも爪には負担になっています。
また、乾燥もハイポニキウムには大敵です。指先が乾燥しやすい人は特に注意が必要ですが、ハイポニキウムが乾燥することによって、爪から剥がれやすくなる可能性もあるのです。
2・爪を噛んだり、深爪は避けましょう
ハイポニキウムは爪が伸びるに従って一緒に伸びてくるものなので、深爪や爪を噛む癖がある人の場合、爪先が伸びないためハイポニキウムはどんどん押し下げられていきます。さらに爪を切りすぎたり噛んでしまうことで、どんどん押し下げられ、爪先に指先のお肉がかぶるようになってくるのです。これがハイポニキウムの成長を妨げています。
3・ネイルオイルを使いましょう
爪は水分を長く保持できないため、常に乾燥している状態です。
爪表面のキューティクル(甘皮)付近だけでなく、ハイポニキウムにも塗り込みましょう。オイルはクリームよりも浸透力が高く、角質層まで届き長く留まってくれます。
4・爪を伸ばしましょう
ハイポニキウムを育てる方法は、爪を少しずつでも良いから伸ばしていくことです。
継続的に伸ばしていくと、爪にくっついてハイポニキウムもどんどん指先まで上がってきます。ネイルベッドが縦長になることで、美爪に近づきます。
5・ジェルやアクリルネイルを装着すれば、補強になるので、爪が薄くて伸ばしてもすぐ折れてしまう人や、爪を伸ばすのがやっぱり気になって何にも手につかないという人にオススメです。
あまり名の知れていないハイポニキウムですが、なくてはならない大事な体の一部です。正しい知識をもってネイルをもっと楽しみましょう!
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