銀座ボニー東日本橋店News : 【お役立ち情報】爪のささくれとひょうそ
2017年11月
【爪のささくれ(小爪)とひょうそ】
小爪って知っていますか?
爪の横や、側面に飛び出ている、引っ張ると痛い硬いもの、それを小爪と言います。
無理に引っぱると、爪ささくれの根元が皮膚とつながっているため、皮膚を傷めて出血したり、痛みを伴います。皮膚を傷めた部分から雑菌が入ってしまうと、炎症を起こし、腫れてしまったり、悪化すると、ひょうそになってしまう場合もあります。
引っ張らずに、刃先が細かい眉バサミや爪切りなどで、根元から切り取ってください。早めに切り取ることで、爪ささくれの悪化や広がりを防ぐことが出来ます。
また、ひょうそは手指や足の指に細菌が感染して起こる病気で、爪の周囲に傷があったりすると、そこから黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などが感染して起こります。ひょうそになると指先が赤く腫れてズキズキし、ひどくなると関節や骨まで侵され、指を曲げることも困難になってしまいます。
さらに悪化すると、爪が剥がれてしまったり、脇や下腿のリンパ管に沿って炎症が広がり、リンパ管炎を伴う事もあります。
基本的に軽度であれば自然治癒力で治りますが、膿がたまってしまった場合、切開して膿を取り出す手術をします。
ひどいと爪を剥賀さなくてはならない場合もありますので、傷が出来てしまったら、ばい菌が入らないよう、清潔に保ちましょう。
爪ささくれの悪化、爪周りのささくれ、甘皮の間違ったお手入れなどもひょうそを引き起こす原因になってしまいます。
ささくれや爪ささくれの原因は主に乾燥です。乾燥した爪が柔軟性を失い、外部からの衝撃を受けたときに、爪側面が裂けてしまうことで発生します。指先や爪周辺にはなるべくまめにオイルを落とし、保湿を心がけるようにし、爪ささくれの出来にくい指先を保ちましょう。
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